子犬のハウスのしつけ

ハウス(クレート)は、子犬の家です。寝る時にはこの中で寝るように、また、この中で留守番ができるようにトレーニングします。ここが自分の定位置だと覚えさせることが大切です。
 
ハウスの大きさは、中で前後の向きを変えられるくらいのサイズを選びます。広すぎると落ち着かないので、適切なサイズを探しましょう。
 
ハウスに慣れさせるトレーニングの方法

子犬を抱っこしてハウスに入れます。
または、おもちゃなど、子犬が興味を持ちそうなものをハウスに入れておいて誘導する方法もあります。
 
子犬がハウスに入っても、すぐには扉を閉めずに開けておきます。ですが飼い主さんは、すぐにでも扉が閉められるように扉に手をかけておきます。
 
子犬が出ようとしたら、ゆっくりと扉を犬の顔に当たるところまで閉めます。ですが、完全に閉めるわけではありません。
 
出ようとしたら扉を閉める、を何度か繰り返すと、そのうち出ようとしなくなりますので、そうなった時に完全に扉を閉めます。
 
ゆっくり閉めるのがポイントで、バタンと閉めると、犬は閉じ込められたと感じ、次に扉を開けた時に飛び出すようになってしまいますので注意が必要です。
 
新しいハウスに慣れるまで、毎日一回、一時間くらいはハウスの中に入れて、少しずつ、この中でおとなしくしておく時間を伸ばしていきます。
 
ハウスの中で騒いでも無視します。おとなしく入っていられるようになって、このハウスにも慣れたと感じたたら、普段は出入り自由にしておきます。
 
ハウスに入れると、出して欲しくてクウーンクウーンと鳴いたり、ワンワンと吠えてしまう時があります。
 
そうした時、かわいそうだからと出してしまうのは禁物。犬は、吠えれば出してもらえると覚えてしまいます。
 
犬は本来、狭(せま)くて薄暗い場所が好きなので、人間が思っているほどかわいそうということはありません。
 
毎日何時間も閉じ込めるわけではなく、ここで寝ることを覚え、この中におとなしく入っていられるようになるまでの時期だけですので、我慢して放っておきましょう。
 
ハウスから出すのは吠えている時ではなく、落ち着いて、静かにしている時というのが鉄則です。
 
きちんとハウスを覚えると、自分からそこに入って寝るようになります。
 
ハウスで寝ていると、地震などで上から物が落ちてきた時などの安全確保にもつながります。


暴れる犬をハウスに入れるには

ハウスを椅子などのちょっと高い位置に置きます。
子犬を抱きかかえてハウスに入れます。ハウスが少し高い位置にあるために、子犬が後ろ足で踏ん張ろうとしても空中でバタバタするだけで踏ん張れませんからそのまま入れることができます。
 
入ったらしばらく中で過ごさせます。吠えたり騒いだりしても無視します。
そのうち諦めておとなしくなりますので、ハウスから出すのはこのタイミングで出しましょう。


留守番をハウスでさせるトレーニング

飼い主さんが、家から誰もいなくなる時に放し飼いにしておくと、家に帰った時、部屋を荒らしていることもあります。
 
犬は飼い主と長時間離れていると不安になって問題行動を起こすこともあるのです。
 
あまりに長時間ハウスに入れておくのは可哀そうですが、2時間から3時間くらいなら大丈夫です。
 
また、犬をハウスに入れて、その場から誰もいなくなるということに慣れさせるトレーニングも行っておきましょう。
 
犬をハウスに入れた後、黙って部屋を出ます。子犬が鳴いても無視して部屋を出てドアを閉めます。
 
不安がって鳴き続けてもそのまま無視し、子犬が諦めておとなしくなったら部屋に戻ってあげます。
 
最初は20分か30分から始め、少しずつ時間を長くして、2-3時間ならおとなしくハウスに入っていられるように慣らしていきます。
 
部屋を出る時に犬に近寄ったり声をかけたりすると、犬が直感的に気付いて鳴き始めることがありますので、黙って部屋を出て、部屋に帰って来てもしばらく無視しておくのがポイントです。
 
部屋にラジオかテレビなどを、音を小さくしてつけておくのも良い方法です。
 
3時間を超えるような留守番をさせる時は、サークルに入れて、その中にハウスとトイレトレー、飲み水をセットしたボトルをつけておきます。
 
サークルにハウスが入らない場合は、サークルとハウスの入り口同士をつなげて、出入りできるようにしておきましょう。

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